[段落境界線]は、段落の前と後ろに境界線を自動挿入する機能です。線幅や位置、カラーなどを詳細に指定できます。
自動挿入される境界線は2種類あります。
前境界線
後境界線
です。いずれかを選択して、[境界線を挿入]をチェックします。[線幅]と[種類][カラー]を指定します。[カラー]で「テキストカラー」以外を選択すると、[濃淡]と[線のオーバープリント]が指定可能になります。[カラー]は、スウォッチから指定しますから、スウォッチに指定するカラーがないときは、先にカラーをスウォッチに追加しておきます。
[線幅]はデフォルトでは「0.25 mm」ですが、いずれの境界線も、テキストの仮想ボディから、「0.25 mm」下に配置されます。線幅を太くすると、「0.25 mm」下を基準に「前境界線」では上(右)方向に線幅が太ります。「後境界線」では同じ位置から下(左)方向に太ります。
[間隔のカラー]は、[種類]で「ベタ」以外を指定したときにアクティブになります。境界線の空白部分のカラーが指定されます。[間隔の濃淡][間隔のオーバープリント]も指定します。
[幅]では、境界線の長さを指定します。「列」と「テキスト」が選択できます。「列」では、行全体に境界線が挿入されます。「テキスト」ではテキスト部分のみに境界線が挿入されます。「左インデント」と「右インデント」を指定すると、フレームの内側に境界線の位置をずらすことができます。
さて、境界線はどの位置に配置されるのでしょうか。まず、「前境界線」は、段落の先頭行の下に配置されます。二行目以降の下には配置されません。また、「後境界線」は最終行の下に配置されます。
境界線の位置を調整するのが[オフセット]です。[オフセット]は「前境界線」と「後境界線」では方向が異なります。「前境界線」では「+」にすると、上(右)方向に移動し、「後境界線」では「+」では下(左)方向に移動します。
段落スタイルリファレンスの目次に戻る
|